青臭い
以前、「青」や「赤」に関することばを何回かとりあげたことがありますが、今回はその続きのような語を。
青臭い ①青菜を切ったときのにおいのような感じだ。②未熟だ。「-議論・-文章」[派生]青臭さ。青草み。 三省堂国語辞典
「青菜を切ったときのにおい」だそうです。例解新も同じ説明ですが、他の辞書では微妙に違います。
新明解 青菜や未熟なトマトなどを切ったときのにおいがする感じだ
「未熟なトマト」が加わりました。
他の辞書では「青草」説が多いようです。
岩波 青草を切ったときのような
新潮現代 青草などの発するようなにおいがする
三省堂現代 青草のようなにおいがする
まあ、「青菜」か「青草」か、というだけの話ですが、そのにおいの違いはどうなんでしょうか。結局、同じでしょうか。
私は、「青草」のほうがいかにも草っぽいような気がしますが、それは外の空き地の雰囲気に影響されているのかもしれません。
それにしても、「青草」だから「青臭い」ではなんだか、、、。