ちょっとあいてしまいました。軽い話を。
新潮現代国語辞典(第二版)の例文がすごいという話を書いた続きです。
別の素晴らしい例文を。
愛する 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して〔日本国憲法〕
こういう例文を辞書に選ぶ編集者はすてきです。
もう一つ別のもの。
あいづち うぬ惚るる友に合槌うちてゐぬ施与(ホドコシ)をする
ごとき心に〔一握の砂〕
こういう例文を読むと、心がシュンとしてしまいます。
私なら、「親しむ」の項に「友がみな我より・・・」をのせたいですね。