青竹
また「青」をめぐる語を。
青竹 幹の青々した竹。あおたけ。「-踏み〔=半分に割った青竹を踏む足裏マッサージ〕 (三省堂国語辞典)
最初にこれを読んだとき、そういう種類の竹のことかと思いました。つまり、竹にもいろいろあって、青々したものから、品種の違いでそれほど青くないものもあって、というふうに。
他の辞書を見ると、どうも違うようです。
新潮現代 幹の青い生のタケ
学研現代新 切り取って間がない青い竹
明鏡 切り取って間もない、幹がまだ青い竹
なるほど。切ってから時間がたつと、青くなくなるわけですか。
あれ? では、「青竹踏み」の竹は青くなくなっているはずですね。
もしかすると、あれは本物の竹ではなくて、合成樹脂に色を塗ったもの??
ともかく、三国の記述は改良の余地があります。