2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
このところ、三省堂国語辞典ばかり見ています。「赤」の項を。 赤 ①色の一つ。血や火の色。〔信号の赤は停止を意味する〕 ②③(略)④←赤組。(⇔白) ⑤以下略 この④の「←」は「もとの形」をあらわすということですので(「この辞書のきまり」の中に説明がありま…
三省堂国語辞典の「青」を見ながらごちゃごちゃと。 あお 青 ①色の一つ。秋晴れの空や深い海の色。 ふむ。秋晴れに限定する意味はあるのでしょうか。単に「晴天の空」ではだめなのかしら? 「深い海」は「深海」ではないのでしょう。ただし、海の色も晴天の…
前回の「青菜」から「青」つながりで「青田」を見てみます。 青田〔名〕 稲の葉が青々と育った田。特に、まだ稲の実りきらない時期の田。 [明鏡国語辞典 第二版] 「青田」自体は上の説明で問題はないでしょう。よく話題になるのは「青田買い」です。 また、…
三省堂国語辞典の「青菜」という項目を見ると、 青菜(名) なっぱ。 語釈はこれだけです。(この後に、「青菜に塩」という句の説明があります。) では、「なっぱ」を見るともう少し説明があるかと思うと、 菜っ葉(名) 菜(の葉)。 で終わりです。(この後…
三省堂国語辞典で「あかざ」という項目をみると、 あかざ 〔植〕雑草の名。昔は食用。 とあります。ずいぶんそっけないなあ、と思います。それに、「雑草」なんて語を語釈に使っていいのかなあ、とも。 で、「あかざ」をほかの辞書で見ると、 畑・荒れ地に自…